会社員しながら毎日読書してます。masaです。
好きなジャンルは古典的名著です。
今回の記事は
- 古典的名著が気になっている人
- 古典的名著にはどんな本があるのか知りたい人
におすすめの内容になっています。
僕が実際に読んだものの中から選びました。
それではさっそく紹介していきます!
『幸福論』ヒルティ
確固とした信仰に根付いた生活を世の中でしていくために、さまざまな処世術や思考法、対処法などが著されており、中でも摂生的生活を旨としたヒルティが強調しているのは享楽を避けることである。
カール・ヒルティ ー Wikipedia
三大幸福論の一つ。(あと二つはアラン、ラッセル)
幸福についてではなく、幸福になるための方法が書かれてます。
中でも特に『仕事の要領』が一番ためになりました。
ヒルティがクリスチャンなのでキリスト教のことがよく出てきますが、
知識がなくても全然読めます。
これを読み終えたら、アラン、ラッセルの幸福論を読むのもおすすめです。
『フランクリン自伝』ベンジャミン・フランクリン
フランクリンの死後、いろいろ込み入った出版の歴史があったものの、この作品は、従来書かれた自伝の最も有名で影響力のある例の1つになっている。 フランクリンの彼の人生の説明は、彼がそれらを書いたさまざまな時期を反映して、4つの部分に分かれている。最初の3つの部分の間の物語には実際の中断があるが、パート3の物語は、執筆の中断なしにパート4に続いている。
フランクリン自伝 ー Wikipedia
「アメリカ合衆国建国の父」と称された、ベンジャミン・フランクリンの自伝。
仕事のことが多く書かれていて現代にも通じるところが多いです。
アメリカ人の心、フロンティア精神を身につけたい人は必見。
最近読んだ本の中で一番おもしろかったです。
『福翁自伝』福沢諭吉
福澤自身の人柄が判るだけでなく、幕末から維新にかけての動乱期に、近代思想の先駆者として日本を大きく導いた当事者による自叙伝は、日本近代史の重要な文献でもある。「門閥制度は親のかたき」等の有名な言葉もこの自伝からである。
福翁自伝 ー Wikipedia
日本人の自伝といえばこの人。
個人的には書生時代のエピソードが好き。
江戸から明治の激動の時代を生きた人物でもあるのでそれだけでも学びは多いです。
日本人は必読です。
『生の短さについて』セネカ
第5代ローマ皇帝ネロの幼少期の家庭教師としても知られ、また治世初期にはブレーンとして支えた。ストア派哲学者としても著名で、多くの悲劇・著作を記し、ラテン文学の白銀期を代表する人物と位置付けられる。
ルキウス・アンナエウス・セネカ ー Wikipedia
セネカが友人に向けて書いた手紙。
「人生は時間の使い方によって長くもなるし短くもなる。なので有意義に時間を使いなさい。」
と説いています。
スラスラ読めるので初めての古典にぴったりです。
実は僕はこの本から古典を読み始めました。
『自省録』マルクス・アウレリウス
最後の五賢帝であるマルクス・アウレリウスは、ローマ皇帝としての多忙な職務のかたわら哲学的な思索を好み、後期ストア派を代表する哲人でもあった。本書はその思想を直接知ることのできる、彼の唯一の著書である。
自省録 ー Wikipedia
実践的な哲学書といえばこの本。
過去にも紹介してますがやはりこの本は外せません。
細かく段落ごとに話が完結しているので読みやすいです。
何度も同じような意味の文章が出てきますが、それだけ重要な箇所だということです。
古代ローマはこの一冊だけでOKなところある。
『論語』孔子
『論語』は、孔子とその高弟の言行を、孔子の死後に弟子が記録した書物である。儒教の経典である経書の一つで、朱子学における「四書」の一つに数えられる。
その内容の簡潔さから儒教入門書として広く普及し、中国の歴史を通じて最もよく読まれた本の一つである。古くからその読者層は知識人に留まらず、一般の市民や農民の教科書としても用いられていた。
論語 ー Wikipedia
東洋思想の代表的な本。
日本人なら西洋思想より東洋思想のほうがしっくりくる(と思う)。
人間関係や勉強方法などが浅めに書かれているので、東洋思想の入門書としておすすめです。
孔子の本としては『孟子』『大学』『中庸』がありこちらもおすすめ。
『老子』
老子の根幹の思想である無為自然とは、自然との融合を目指すという意味は持たず、「あるがままに暮らすべきだ」との思想。
老子道徳経 ー Wikipedia
老子の思想好きです。
無為自然とか、上善は水の如しとか、おだやかで自由な感じが好きです。
なにかとストレスを抱えたときに読むのがおすすめです。
僕は何度も読んでいます。
『君たちはどう生きるか』吉野源三郎
旧制中学二年(15歳)の主人公であるコペル君こと本田潤一は、学業優秀でスポーツも卒なくこなし、いたずらが過ぎるために級長にこそなれないが、ある程度の人望はある。父親は亡くなるまで銀行の重役で、家には女中とばあやがいる。同級生には実業家や大学教授、医者の息子が多く、クラスの話題はスキー場や映画館、銀座や避暑地にも及ぶ。
コペル君は友人たちと学校生活を送るなかで、さまざまな出来事を経験し、観察する。各章のあとに続いて、その日の話を聞いた叔父さんがコペル君に書いたノートという体裁で、「ものの見方」や社会の「構造」、「関係性」といったテーマが語られる、という構成になっている。
君たちはどう生きるか ー Wikipedia
小説形式で書かれているので世界観に入り込めて良いです。
僕たち現代の人間もコペル君と同じくらいの年齢で社会の構造や関係性に気がつくべきです。
中学生の自分に読んでもらいたい一冊です。
『徒然草』兼好法師
序段を含めて243段から成る。文体は和漢混淆文と、仮名文字が中心の和文が混在している。内容は多岐にわたり、序段には「つれづれなるままに」書いたと述べ、その後の各段では、兼好の思索や雑感、逸話を長短様々、順不同に語り、隠者学に位置づけられる。兼好が歌人、古典学者、能書家などであったことを反映しているほか、兼好が仁和寺がある双が丘(ならびがおか)に居を構えたためか、仁和寺に関する説話が多い。
徒然草 ー Wikipedia
日本三大随筆の一つ。
高校で習ったやつです。
段落ごとで話が完結しているので読みやすいです。
情緒がありながら、終始お気楽な感じが好きです。
人生訓も多数載っています。
『方丈記』鴨長明
隠棲文学の祖や、無常観の文学とも言われ、乱世をいかに生きるかという自伝的な人生論ともされる。「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし」の書き出しで移り行くもののはかなさを語った後、同時代の災厄についての記述が続き、後半は草庵での生活が語られる。さらに末尾では自身の草庵の生活に愛着を抱くことさえも悟りへの妨げとして否定的な見解を述べている。
方丈記 ー Wikipedia
徒然草に続いて、こちらも日本三大随筆の一つです。
日本特有の無常感が味わえる一冊です。
本編だけで30ページくらいなのですぐに読めます。
簡単なので日本の古典の入りにぴったりの本です。
まとめ:おすすめの古典的名著をぜひ読んでみてください
古典といえばこれ!
というのを紹介しました。
どの本も難易度は低めなのでとても読みやすいと思います。
ぜひ読んでみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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