会社員しながら毎日読書してます。masaです。
今回紹介する本は、
- 暗い気持ちなってしまうことが多い
- 仕事や人間関係で悩んでいる
- 将来に漠然とした不安を抱えている
という人におすすめの内容になっています。
それではさっそく紹介していきます。
アランの『幸福論』はこんな内容
- 思考よりも身体の状態が不幸の原因
- 恐怖を作り上げるのは「想像力」
- 幸福や不幸は人によって違う
- 一つのお題に対して3ページくらいで書かれている
簡単な著者紹介
「アラン」はペンネームで、本名はエミール=オーギュスト・シャルティエといいます。
フランスの哲学者・評論家です。
アランの『幸福論』は世界的に有名な本で、ヒルティの『幸福論』・ラッセルの『幸福論』と並んで”三大幸福論”と称されています。
学び1:身体の状態が幸・不幸を決める
人が幸福であったり不幸であったりする理由は、たいして重要ではない。すべてはわたしたちの肉体とその働きとにかかっている。
引用:幸福論
アランは、幸福や不幸の原因は、
身体の状態である
と一貫して言っています。
不安に襲われているときはおそらく、ずっと寝たきりの状態だったり、背中を丸くして長時間座っています。
人間の体は働くようにできているので、散歩やジョギング、筋トレなどちょっとした運動をするだけで気分は回復します。
何となく気分が落ち込んでいるなと感じるときは、ちょっと立ってノビをして、散歩にいきましょう。
学び2:受け身になるより、自ら行動せよ
人は行動することを欲しているのであって、忍従することを欲しているのではない。自分から進んで多くの苦労をする人たちも、おそらく強制された仕事を好まないにちがいない。
引用:幸福論
強制される仕事よりも、自ら進んで取り組む仕事のほうが満足感が得られます。
人はつい訪れる出来事に対して受け身になってしまいますが、自ら行動できるようになるとより幸福な人生を送れることを教えてくれます。
”人生を自らコントロールしてる感”が大切です。
自分から行動する攻めの姿勢が大切です。
学び3:最初の一歩を踏み出そう。行動してから考えよう
刺繍ははじめの幾針かは、あまり楽しくない。しかし進むにつれて、加速度的な力でわたしたちの欲望に働きかける。それだから、信ずるということは第一の力であって、期待は第二の力にほかならない。なぜなら、はじめはなんの期待もなしにはじめなければならず、期待は増大や進歩から生ずるものだからである。
引用:幸福論
誰しも最初の一歩を踏み出すのは不安です。
そして、始めてみたもののわからないことだらけで辛くなることが多いです。
しかし、慣れてくるとどんどん作業が進むようになり、少しずつレベルも上がっていくのでだんだんと楽しくなってきます。
ブログもまずは思ったことを書いてみる。
書いていくうちに少しずつアイデアが出てきてそれなりの文章になってくる。
考えてから行動するより、
まずは一歩を踏み出して、行動しながら考える方がよいということを教えてくれます。
僕はまだまだ未熟ですが、ブログを続けているうちに少しずつ力がついてきていることを実感しています。
まとめ:アランの『幸福論』をぜひ読んでみてください!
アランの『幸福論』は、優しい言葉で現実的なことを例に挙げて説明してくれます。
一つのお題に対して3ページくらいで書かれているので、気になるところだけをちょっとだけ読んでみるというのでもOKです。
他にも、
- 死について
- 運命について
- 仕事
- 旅行
- 夫婦
など、さまざまなことが書かれています。
ぜひ読んでみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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