【必読】日本の情緒が学べる古典的名著おすすめ8選

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会社員しながら毎日読書してます。masaです。

今回の記事では、

日本の情緒について学べる古典的名著を紹介していきます!

日本の良さ・徳とは何かを知りたい人は必見です。

徳を学んで実践していきましょう!

さっそく紹介していきます!

目次

『代表的日本人』内村鑑三

『代表的日本人』は、内村鑑三による英語の著作である。西郷隆盛、上杉鷹山、二宮尊徳、中江藤樹、日蓮の生涯が紹介されている。

代表的日本人 ー Wikipedia

」というテーマをもとに、5人の日本人が紹介されています。

どのような行動・考え方が徳に至るのかがとてもわかりやすく書かれています。

どんな状況でも粘り強く取り組む『忍耐』も徳の一つで、

この本では特に重要視されているように思います。

『手仕事の日本』柳宗悦

柳 宗悦(やなぎ むねよし)は、民藝運動の主唱者である、日本の美術評論家、宗教哲学者、思想家。名前はしばしば「そうえつ」と読まれ、欧文においても「Soetsu」と表記される。

宗教哲学、近代美術に関心を寄せ白樺派にも参加。芸術を哲学的に探求、日用品に美と職人の手仕事の価値を見出す民藝運動も始めた。著書に『手仕事の日本』(1948年)、『民藝四十年』(1958年)など。

柳宗悦 ー Wikipedia

日本の伝統工芸品やその仕事について書かれています。

日本中の品物が書かれているので、旅行の一冊としてもおもしろいです。

僕はこの本をきっかけに焼き物に興味を持つようになりました。

日本の品物の美しさとは、普段使いであることにあります。

機能的で生活に溶け込んでいること

すなわち「調和」が美しさであり徳なのです。

『徒然草』兼好法師

『徒然草』(つれづれぐさ)は、吉田兼好(兼好法師、兼好、卜部兼好)が書いたとされる随筆。清少納言『枕草子』、鴨長明『方丈記』とならび日本三大随筆の一つと評価されている。

序段を含めて243段から成る。文体は和漢混淆文と、仮名文字が中心の和文が混在している。内容は多岐にわたり、序段には「つれづれなるままに」書いたと述べ、その後の各段では、兼好の思索や雑感、逸話を長短様々、順不同に語り、隠者学に位置づけられる。

徒然草 ー Wikipedia

過去になんども紹介したことがある『徒然草』です。

この本を読むと、本の表紙のように

兼好法師が縁側に座りながら日本という国をながめている情景が浮かんできます。

日本の美しさ、情景、人情、人生訓など

兼好法師目線で好き勝手に書かれています。

1段落ごとにパートが分かれているのでちょっとしたスキマ時間でも

楽しく読むことができます。

『枕草子』清少納言

『枕草子』(まくらのそうし)とは、平安時代中期に中宮定子に仕えた女房、清少納言により執筆されたと伝わる随筆。また日本三大随筆の一つである。

平仮名を中心とした和文で綴られ、総じて軽妙な筆致の短編が多いが、中関白家の没落と清少納言の仕えた中宮定子の身にふりかかった不幸を反映して、時にかすかな感傷が交じった心情の吐露もある。作者の洗練されたセンスと、事物への鋭い観察眼が融合して、『源氏物語』の心情的な「もののあはれ」に対し、知性的な「をかし」の美世界を現出させた。総じて簡潔な文で書かれ、一段の長さも短く、現代日本人にとっても読みやすい内容である。

枕草子 ー Wikipedia

清少納言の宮廷での生活模様が描かれています。

日本の美しさ、日本人の美意識、雅(みやび)な暮らしだけでなく

栄華を極めた人物の失墜なども描かれていて

世の中の無常感も感じられます。

枕草子は中学で習ったのをよく覚えています。

「春はあけぼの。ようよう白くなりゆく山ぎわ・・・」

ってやつです。

『春宵十話』岡潔

晩年は『春宵十話』を皮切りに他人の手を介していくつか随筆が書かれており、教育者の側面や人格の項で触れたような内容が流麗なタッチで記されている。ただし初期は『一葉舟』のように非常に将来に対して悲観的であり、日本を憂う発言が多かった。しかし日本について詳しく調べるうち、やがてそれは自らの手で描く警鐘へと繋がり、さらに最晩年は活字にはならなかったが日本の将来は安泰だという確信に転じている。

岡潔 ー Wikipedia

日本を代表する天才数学者・岡潔によって書かれたエッセイです。

日本の良さ・日本人の持っている美意識に気づかせてくれる一冊です。

文章にはどこか清らかさがあり、読んでいてストレスを感じません。

人生訓も多く書かれており、昨今の多忙でストレスフルな暮らしをしている人々に

休息を与えてくれます。

岡は数学を通して人生を観ており、なぜ人は数学を学ぶべきなのかが書かれています

そういうものの見方についてもとても勉強になります。

『こころ』夏目漱石

こゝろ』(新仮名: こころ)は、夏目漱石の長編小説。漱石の代表作の一つ。1914年(大正3年)4月20日から8月11日まで、『朝日新聞』で「心 先生の遺書」として連載され、同年9月に岩波書店より漱石自身の装丁で刊行された。なお、自費出版という形式ではあるが、この作品が岩波書店にとって出版社として発刊した最初の小説となった。『彼岸過迄』『行人』に続く、後期3部作の最後の作品である。

こゝろ ー Wikipedia

言わずと知れた日本の文豪、夏目漱石の代表作。

登場人物の心の動きが緻密に描かれていて圧倒されます。

特に後半の「先生からの手紙」はものすごいです。。。

この本はほとんどの日本人が知っていると思いますが、

最初から最後まで読んだ人は意外と少ないと思います。

ぜひ読んでみてください。

『茶の本』岡倉天心

岡倉天心にとって「茶の本」は、現在を永遠とするための美の教典である。また、岡倉が最後に執筆したオペラ台本「白狐」は「茶の本」には、東洋と西洋を暗示する二匹の龍が玉を争う場面が描かれており、東洋と西洋が理解しあい、世界が調和することを願った岡倉の白鳥の歌である。

茶の本 ー Wikipedia

お茶についての専門書、、、ではありません。

もともとは英語で書かれた海外向けの本で、

日本の芸術と西洋の芸術が対比されながら書かれています。

その代表が飲み物であります。

岡倉は最も良いのは「お茶」であるとして、その心を日本の美意識に当てはめています。

西洋の美意識についてはかなり言いたい放題書かれているので

それもまた面白いです。笑

『武士道』新渡戸稲造

日本の武士道を欧米に紹介する目的で1899年にフィラデルフィアで刊行された。思想家・教育家として著名な新渡戸が、日本人の道徳観の核心となっている「武士道」について、西欧の哲学と対比しながら、日本人の心のよりどころを世界に向けて解説した著作で、新渡戸自身の代表作となっている。

武士道(新渡戸稲造) ー Wikipedia

日本の古臭い思想だと思うなかれ。

全てではありませんが、武士道は現代の日本人の思想にもしっかりと受け継がれています

読めば読むほど「たしかに、、、」と思えるところがたくさん出てきます。

僕たちは知らず知らずのうちに武士道が身についているのです。

さいごに

どの本も読み味さわやかだったのを覚えています。

読んだ後の清涼感を感じられるのも古典の良さですよね。

日本の美意識は日々の暮らしの中にあるということを教えてくれるのがいいですね。

実はどの本も何度も読み返しており、

読むたびに新たな発見やよい復習になっています。

まずは僕は「忍耐」を身につけれるように頑張っていきたいです。

最後までお読みくださりありがとうございました。

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