こんにちは、masaです。
近々、韓国へ旅行に行ってきます。
ということで、今回は
日本でも人気のある韓国の本を紹介していきます。
数年前からいろいろな本屋で見かけた韓国の本たち。
気になっていたので、おもしろそうなものをピックアップして
買い漁ってきました!
ジャンル的にはエッセイが多めです。
それではさっそく紹介していきます!
『死にたいけどトッポッキは食べたい』ペク・セヒ
こんな人におすすめ
- ふとしたときにひどく落ち込んでしまう人
- なんともいえない不安感を抱えている人
- 人間関係に悩んでいる人
(私) それと、SNSに少しずつ盛った内容をアップしてしまうのです。幸せなふりをするってわけじゃないのですが、好きな本や風景、文章などを紹介しつつ、自分を特別に見せたいというか。「私って実はこんなに奥が深くて、イケてる人なんだ」というのをアピールしたいみたいな。それと、自分の基準で他人を判断し、評価してしまうんです。自分がいったい何様のつもりなのでしょうね、他人の評価などできるわけないのに。おかしいですよね。
(先生) お話をうかがっていると、あなたはまるでロボットになりたいみたいですよ。何か絶対的な基準を持った人になりたいような。
(私) そうなんです。そんなの不可能なのに。
引用:死にたいけどトッポッキは食べたい
「私(著者)」と「先生(精神科医)」の対話形式によるエッセイです。
「私」の言ったことを「先生」がわかりやすく、客観的な言葉で
まとめてくれているので話がわかりやすいです。
「先生」のツッコミにも似たアドバイスはとても参考になります。

韓国人はこんなにも悩みを抱えながら生きているのか、、、
ちなみにトッポッキとは、餅を使った甘辛い韓国料理のことです。
『私は私のままで生きることにした』キム・スヒョン
こんな人におすすめ
- 世間体を気にしすぎてしまう人
- 人間関係に悩んでいる人
- つい良い人であろうとしてしまう人
もし、どんな人生を送っても、
あるがままの自分が尊重されるという安心感があったなら、
私たちはどれだけ自由なことか。
私たちが幸せになるために、生存の問題と同じほど大切なのは、
好きなだけ寄り道のできる自由と、
お互いの寄り道を許容する寛大な目。
これこそが、教科書的な言葉ではなく、
最も本質的な解決策かもしれない。
お互いへの寛容と寛大さがあれば、
私たちはこの不幸から逃れられる。
引用:私は私のままで生きることにした
エッセイながら、読者に強いエールを送ってくれる一冊。
かわいいイラストとは裏腹に、現代社会を生き抜くための力強い言葉がたくさん書かれています。
自分の意見を大切にして、
自分らしく生きていきたい
という人におすすめの一冊です。
『大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした』クルベウ
こんな人におすすめ
- つらくても無理して頑張ってしまう人
- つい他人に合わせて生きてしまう人
- 人生思い通りにいかないと思っている人
繊細な人は、自分の言葉と行動に気を遣っているぶん、
無神経な人々に心を乱されて
人間関係に難しさを感じる。
繊細な人は傷つきやすく、不安を感じる人も多い。
繊細な人にはひとりの時間が必要だ。
その中で呼吸をして自由を感じる。
そして、休息を取り、心を整えて
再び正しい方向に進んでいく。
繊細な人は
思考と行動がとても深いのだ。
引用:大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした
「繊細な人」に向けて書かれたエッセイ。
心を軽くしてくれるやさしい言葉がたくさん載っています。
大丈夫じゃないのはわかっているけど、
つい頑張りすぎてしまう人におすすめの一冊です。
『あやうく一生懸命生きるところだった』ハ・ワン
こんな人におすすめ
- 毎日頑張っているのに人生うまくいかないと感じている人
- ユニークな生き方をしたい人
- 競争社会に疲れた人
誰もが、他人と同じように生きるのは嫌だとか言いながら、なぜ遅れを取らないように苦労しているのか?
そして、どうして遅れたら不安に思うのだろうか?
仮に後れを取ったとして、それはそんなに大ごとだろうか?
人はそれぞれ、その人なりの速度を持っている。
自分の速度を捨てて他人を合わせようとするから、つらくなるのだ。
ムリして合わせようとせず自分のペースに忠実になるだけでも、他人とは全く違う生き方になる。それが個性だ。
おお、ユニーク!
引用:あやうく一生懸命生きるところだった
頑張り続けた人間による、頑張らない生き方のエッセイです。
もっと気楽に生きていいんだなということを教えてくれます。
終始ゆる〜い雰囲気で読めるので、ちょっと一息つきたい
ときにおすすめの一冊です。
読んだ後の心が軽くなる感じが好きで、
僕は何度も読み返しています。
『すべての瞬間が君だった』ハ・テワン
こんな人におすすめ
- 韓国人の書く詩に触れてみたい人
- 恋人と別れてしまった人
- 好きな人がいる人
ぼくのすべての瞬間はきみだった。
愛していたときも
傷ついていたときも
別れた瞬間も
きみはぼくの世界であり
すべての瞬間だった
ぼくはもうきみなしでは
今までの人生を
説明できないかもしれない。
引用:すべての瞬間が君だった
「好きな人に送る詩」というテーマで書かれています。
キレイな絵とともに甘い言葉、切ない言葉が書かれており、
情緒が感じられます。
黄昏ながら読みたいときにおすすめの一冊です。



恋の楽しさとつらさが伝わってきました。。。
『82年生まれ、キム・ジヨン』チョ・ナムジュ
こんな人におすすめ
- 男女差別に思うところがある人
- 韓国の女性の暮らしがどんなものか知りたい人
だが、決定的な瞬間になると「女」というレッテルがさっと飛び出してきて、視線をさえぎり、伸ばした手をひっつかんで進行方向を変えさせてしまう。それで女子はなおさら混乱し、うろたえる。
「それに、私が結婚するかどうか、子どもを産むかどうかだってまだわかんないじゃない。ううん、その前に死ぬかもしれないのに。どうして、起きるかどうかもわからない未来のできごとに備えて、今やりたいこともやらずに生きなきゃいけないの?」
引用:82年生まれ、キム・ジヨン
「現代の韓国人女性の一般的な人生」を描いた小説です。
『男女差別』がテーマに書かれています。
韓国の性差別は世界で一番激しく、
女性というだけで不利・不平等な扱いを受けます。(現代はかなり良くなったようですが)
昨今は「フェミニズム」がよく話題になりますが、
フェミニズムに関心がない人にも読んでもらいたい一冊です。



『あやうく一生懸命生きるところだった』を読んだ後に本書を読むと、余計に韓国女性の不遇さが感じられました
『勉強が面白くなる瞬間』パク・ソンヒョク
こんな人におすすめ
- 勉強を習慣づけたい人
- 勉強のモチベーションを上げたい人
- 学生
そこで本書では、「どうやって」勉強するのかではなく、「なぜ」勉強するのかについてお話ししようと思います。実際、「なぜ」勉強するのかさえ分かれば、「どうやって」勉強するのかの答えは自然に見つかるのです。
引用:勉強が面白くなる瞬間
とにかくやる気にさせてくれる本です。
学生向けの内容ですが、大人が読んでも学びはとても多いと思います。
具体的な勉強法というよりは、マインド中心の内容です。
エッセイ風に書かれているのでおもしろく、スラスラ読めます。
これから勉強を始める人に読んでもらいたい一冊です。
さいごに:韓国の本をぜひ読んでみてください!
今回は韓国の本を7冊紹介しました。
韓国は日本の価値観と似ているところがあるので
読んでいて納得のいくところが多かったです。
内容的には「現代社会を生きていくのに疲れた」系の本が多く、
モヤモヤした気持ちをスッキリさせてくれたり、
現代社会を力強く生きるためのエネルギーを与えてくれます。
「なんだかメンタルが疲れている、、、」
という人にぴったりの本が見つかると思います。
ぜひ読んでみてください!
おまけ:韓国語を勉強中です
現地で韓国語でコミュニケーションをとってみたい!
ということで、ただいま韓国語を勉強しております。
韓国語のオンラインレッスンはいろいろありますが、
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