読書メモ【武士道】新渡戸稲造③

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西洋の美学は物質的、日本の美学は精神的であるようだ。

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すぐに結果を求めてしまうのが人情だが、これに耐えることで

見えてくるものや成長が必ずある。

武士道では”忍耐”も一つの徳である。

徳川家康の遺訓を例に、忍耐の徳を勧めている。

「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず……堪忍は無事長久の基……己れを責めて人を責むるな」

引用:武士道

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我を愛する心をもって人を愛するなり。人を相手にせず、天を相手にせよ。(西郷の言葉からの引用)

引用:武士道

人と接するときも、天を相手にするように接しよう!

ということだろうか。

キリスト教的な感じがするがだいたいの意味のつかみは合っているように思う。

人と向き合うとき、天そのものだと思って接するのか。

天だと思って接すれば、やたらとストレスを抱えることなく、

相手に対しておだやかで優しい気持ちになれそうだ。

慣れるまでかなりの時間と忍耐が必要になるだろう。

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