読書に集中できない人のための解決策4選

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会社員しながらブログ書いてます。masaです。読書が大好きです。

今回の記事は、

  • 読書の集中力が続かない
  • 読書していてもすぐ他のことに気が散ってしまう
  • 読書を習慣づけたい
  • 時間を有効活用できるようになりたい

という人のために、読書の集中力を高める方法をお伝えします。

僕は毎日読書をし、月におよそ3冊の本を読んでいます。

読書は学生時代からずっと続いているので、参考になると思います。

目次

読書に集中できないときに大切にしている考え方

僕が読書に集中できないときに大切にしている考え方は主に下記の3つです。

  • 読書は特別なものではない
  • 読書はやらなければいけないものではない
  • 速読術は無視。読書とは本から学びを得ること

まず、なぜ始めに読書についての考え方をお伝えするのかというと、「なぜ読書をするのか?」ということを改めて考えてもらいたいからです。

また、ここがかなり大事なところでもあります。

一つ一つ説明していきます。

読書は特別なものではない

『読書』というと、意識が高くて高尚なもののように感じてしまう人もいると思います。

僕もその1人でした。

もちろん進んで読書をするのは素晴らしいことですが、自ら読書のハードルを上げる必要はないかなと思います。

興味関心や時間があれば誰にでもできることですし、肩肘張って本を読む必要もありません。

リラックスして読むのが一番本を味わうことができますし、より知識も吸収できます。

読書はやらなければいけないものではない

ここでお伝えしたいのは、「肩肘張って読書をする必要はないし、疲れたときは無理して読書をしなくていい」ということです。

お腹が空いたらご飯を食べるのと同じように、知りたいことがあるから読書をする、楽しいから読書をする、このくらいの姿勢でいいと思います。

「やらなきゃいけないから読書をする」というのは、じわじわとストレスが溜まってきます。

速読術は無視。読書とは本から学びを得ること

世の中には速読術なるものがありますが、無視してOKです。

自分のペースで読めばいいです。

本を読んでいくうちに、自然と読解力が上がっていくので読むのも速くなります。

スピードは気にせず、本からなにを学ぶのか、なにを感じるかのほうが大切です。

読書にも「付き合い方」があります

  • とりあえず一文だけ読んでみて、あとは集中が続く範囲で読めばいい
  • 一つでも学びがあれば一文で読み終わってOK
  • 疲れているときは無理して読む必要はない
  • たくさんの本を速く読むよりも、1冊の本を繰り返し読む

とりあえず一文だけ読んでみて、あとは集中が続く範囲で読めばいい

「とりあえず一文だけ読む」というのは効果的で、一文読んだら次の文も読んでみよう、となります。

それを続けていって、集中が切れたところでその日は読書を終えましょう。

気付いたら一章分読み終えていた、なんてこともよくあります。

あれこれ考えずにとりあえず本を開いて、一文読みましょう。

一つでも学びがあれば一文で読み終わってOK

一つでも学びがあればそれだけで十分な収穫です。

その日はその一つの学びを実践することを考えて生活することをおすすめします。

一度に多くのことを学ぶとかえって思考が整理されずに得た知識を生かしきれずに忘れてしまいます。

本から得た知識を実生活に生かす。

これが重要です。

なので、学びがあれば一文で終わってしまってもOKです。

疲れているときは無理して読む必要はない

疲れているときはストレス発散するか、寝ましょう。

疲れていると読解力が格段に落ちます。

諦めて寝ましょう。

夜遅くまで読書するより、朝早起きして読書する方が圧倒的に集中できます。

たくさんの本を速く読むよりも、1冊の本を繰り返し読む

次々に新しい本を読むよりも、1冊の本を繰り返し読むことをおすすめします。

また、本を1度読んだだけで内容を十分に自分のものにするのは難しいです。

1周目で学んだことを2周目で再確認することができたり、1周目では気がつかなかったことが2周目以降で見えてきたりします。

本を1周だけで読んだきりにするのはすごくもったいなくて、2周目、3周目と読むたびにその本の良さにどんどん気がつきます。

読書の集中力を上げる方法

  • 集中できる場所で読む
  • 朝起きたときか、夜寝る前に読書する
  • 読書環境を整える
  • 健康状態を維持する

深く集中するために、静かな環境で読む

まずは集中できる静かな場所を探します。

落ち着いたカフェ、図書館、自分の部屋、公園などいろいろあります。

僕は家かカフェで読むのが好きです。

朝起きたときか、夜寝る前に読書する

朝一で読書をしてしまうか、夜寝る前に読書をするのをおすすめします。

朝一であれば、1番元気で頭もスッキリしているので読書に集中できます。

夜寝る前であれば、1日のやることが終わってあとは寝るだけという状態なのでこれはこれで集中できます。(しかし、読書中に眠くなることも多い)

朝一は勉強のための読書、夜寝る前はリラックスしながらの読書のように、本のジャンルを変えてみてもいいですね。

タイマーをセットするとより集中力が増しますのでおすすめです。

読書環境を整える

気が散らないようにするために、読書をする空間は整理整頓します。

スマホの通知はOFFにして、本以外のものは周りに置かないようにします。

健康状態を維持する

当たり前に1番大事なことですが、集中するためには健康でいる必要があります。

しかし、意外とこれができていない人は多いと思います。

何事もうまくいくためには健康でなければなりません。

読書をする上で大切な「感性」や「思考」について勉強になるおすすめの本

  • 『読書について』ショーペンハウエル著
  • 『春宵十話』岡潔著
  • 『思考の整理学』外山滋比古著

『読書について』ショーペンハウエル著

ショーペンハウエルは「運命がカードを混ぜ、われわれが勝負する」などの名言を残した、世界的に有名なドイツの哲学者です。

この本は歴史的名著であり、主に「正しい読書の方法」「間違った読書の方法」「読書をするときに気をつけること」が書かれています。

下記にこの本の一部を引用します。

読書とは他人にものを考えてもらうことである。1日を多読に費やす勤勉な人間はしだいに自分でものを考える力を失っていく。

引用:読書について

悪書の数には限りがなく、雑草のように文学の世界に生い茂っている。雑草は麦の養分を奪い、麦を枯らす。すなわち悪書は、読者の金と時間と注意力を奪い取るのである。悪書は無用なばかりか、積極的に害毒を流す。

引用:読書について

読書に際しての心がけとしては、読まずにすます技術が非常に重要である。その技術とは、多読の読者がそのつどむさぼり読むものに、我遅れじとばかり、手を出さないことである。

引用:読書について

良書を読むための条件は、悪書を読まぬことである。人生は短く、時間と力には限りがあるからである。

引用:読書について

『春宵十話』岡潔著

岡潔は、多くの名随筆を残し、1960年に文化勲章を受賞した日本の数学者です。

この本では、主に「人の情緒と教育」について書かれています。

一見読書とは関係なさそうですが、学問を学ぶうえで大切なことを教えてくれます。

下記にこの本の一部を引用します。

よく人から数学をやって何になるのかと聞かれるが、私は春の野に咲くスミレはただスミレらしく咲いているだけでいいと思っている。咲くことがどんなによいことであろうとなかろうと、それはスミレのあずかり知らないことだ。咲いているのといないのとではおのずから違うというだけのことである。私についていえば、ただ数学を学ぶ喜びを食べて生きているというだけである。そしてその喜びは「発見の喜び」にほかならない。

引用:春宵十話

美が実在するというのはうそで、本当は美などはないのです。情緒があって美が外に出るのであって、外に美があって情緒で受けるのではないということです。いつでしたか、奈良公園の「ささやきの小径」のあたりを散歩してから循環道路に出ると、トラックやバスのうなり声が全然気になりませんでした。車がうなり音を上げるのは客観的事実ですが、それをやかましいと思うかどうかはこちら側にあるわけです。

引用:春宵十話

いま、たいていの中学、高校では答案が合っているかどうか生徒にはわからない。先生が合っているといえば合っているというだけで、できた場合もできなかった場合もぼうっとしている。本当は答えが合うことよりも、自分で合っていると認めることのほうが大切なのに、それがわかっていない。

引用:春宵十話

「春の野に咲くスミレはただスミレらしく咲いているだけでいい」という言葉は僕のお気に入りです。

『思考の整理学』外山滋比古著

外山滋比古はお茶の水女子大学の名誉教授で、英文学、言語学、教育論など多岐にわたる分野を研究していました。

この本は東大生や京大生に読まれる本として有名になり、ロングセラーになった本です。

主に記憶術アイデア術について書かれています。

グライダー人間」という言葉でも有名な本です。

下記にこの本の一部を引用します。

ところで、学校の生徒は、先生と教科書にひっぱられて勉強する。自習学習ということばこそあるけれども、独力で知識を得るのではない。いわばグライダーのようなものだ。自力では飛び上がることはできない。

引用:思考の整理学

われわれは、花を見て、枝葉を見ない。かりに枝葉は見ても、幹には目を向けない。まして根のことは考えようともしない。とかく花という結果のみに目をうばわれて、根幹に思い及ばない。

引用:思考の整理学

さいごに、僕が読書に集中できないときにやっていること

下記に、僕が読書に集中できないときに実践していることを簡単にまとめます。

  • タイマーをセットして、短時間で時間を決めて読む(10分〜30分)
  • 運動する
  • すぐ寝る

以上になります。

それでは、快適な読書ライフをお過ごしください。

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